主婦は料理や食器洗い、食器の片付け、買ってきたものを冷蔵庫に収納したり、掃除をするなど、キッチンですることが多く、毎日長い時間キッチンで過ごすことになります。
そのキッチンが使いにくく、快適に過ごすことのできない環境だと、家事の効率は下がり、作業がはかどらなくなります。
ですので、キッチンを選ぶ、もしくはリフォームする際には、快適に過ごすことができるようにするために押さえておきたいポイントがいくつかあります。
まず第一に、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせる空間づくりが重要です。
キッチンは水を使い、さらに冷蔵庫もあるので冬は寒く、一方で料理のために火を使うので夏は暑いという非常に厳しい環境であると言えます。
そんなキッチンの環境を快適にするために、器具を揃えるといった環境づくりは積極的に行いましょう。
例えば、IHクッキングヒーターを導入することで、火を扱わなくてすむため、キッチンが暑くなりにくく、夏場の料理も多少は快適になります。
また、IHクッキングヒーターはその形状から、料理をした後の掃除もふきんでひとふきするだけですので、掃除に手間がかかりません。
さらに、洗浄機を取り入れることで、食器洗いの手間が激減し、冬場の水洗いによる寒さや手荒れを防ぐことができることに加え、水の使用量が手洗いよりも少なく済むので、節約にもつながります。
このような、キッチン環境を整えるだけでなく、長時間過ごしても疲れない工夫をしておくことも大切です。
例えば、キッチンに腰掛けながら作業できる場所があると、立ちっぱなしで作業をしなくてすむため、疲労度が大きく変わってきます。
また、料理の合間の休憩や、ちょっとした物の置き場としても活用できるため、キッチンに椅子を置くという工夫も非常に大切です。
カウンターキッチンやアイランドキッチンにリフォームすれば、家族と会話をしながら料理ができるので、家族間のコミュニケーションの促進にも役立ちます。
このように、キッチンをリノベーションしたり、一工夫するだけで大きく作業効率や、疲労度が変わってくるので、一度キッチンのリフォームなどを考えてみてはいかがでしょうか。

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2016年10月18日(火)
キッチンで快適に過ごすために
2016年10月12日(水)
中古住宅を買うにあたり意識しておくべきポイント〜part2〜
今回も前回同様、中古住宅を購入する際に意識しておくべきポイントについて書いていきます。
前回は築年数と資産価値の関連性について書いていきましたが、実は建物の状態は、築年数と比例しない場合も多いにあるのです。
例えば、築20年の物件でも、状態がよく建物の価値として高いものもあれば、10年でも保存状態が悪かったためにか値が低くなってしまっているものもあります。
ですので、中古住宅を購入する際は、必ず、築年数や見た目の印象だけでなく、冷静に建物の状態を見極める必要があるのです。
しかし、目に見えない部分なので、どのようにしたらいいかわからないという方も非常に多いのではないでしょうか?
今日はそんな方々のために、素人でも建物の状態を知ることができるポイントについて書いていきます。
まず初めに「家歴書」があるか否かを確認しましょう。
家歴書とは「どのように家がつくられて」「どのようなメンテナンスが行われているか」といったものを記入しているものです。
いわば、住まいの履歴書のようなものですが、これをみて十分なメンテナンスが行われているかどうかで家の状態をある程度把握することができます。
ただ、こういった家歴書がない場合も多いにあります。
その場合はお金はかかりますが「ホームインスペクション」を頼むという方法があります。
ホームインスペクションとは住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が第三者の立場から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、回収すべき箇所やその時期、費用についてアドバイスを行ってくれる業務のことです。
これを行うことで、現在の正確な状況をしることができるので、掘り出し物に見えるが、一度状態を確かめたい時には是非利用してみてください。
いかがでしたでしょうか?
中古の物件では、安い代わりに色々なリスクが付いて回ります。
新築よりは安い金額ですが、それでも高い買い物だからこそ慎重に選んで購入したいものですね。
