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  3. 松本市で中古住宅の購入を検討中の方必見!狙い目の築年数とは!

「中古住宅を購入したいけど、建築されてからだいぶ期間が経っていては安全面で不安。」
しかし、新築で購入するのは価格面で難しいので、できるだけ安く購入したいとお思いの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、松本市にお住まいで中古住宅を購入しようとお考えの方に向けて築年数について紹介します。

□築年数何年までが住宅の寿命なの?

できるだけ安く中古住宅を購入しようとお考えの方にとって築年数は1つの判断基準になると思いますが、それは築年数が経過しているほど価格が落ちる傾向にあるからです。
しかし、あまりにも築年数が経過していては不安ですよね。
狙い目の築年数はあるのでしょうか。
それを紹介する前に、ここでは住宅の寿命についてお話します。

結論から言うと、寿命は明確に定まってはいません。
住宅の寿命は、構造や建材、維持管理の程度や環境などによって大きく異なるからです。
そのため、同じ築年数であっても、あと何年住めるかは物件によって異なります。
重要なのは、過去にどんなリフォームや修繕が行われたのか、新築時に信用できる業者が建築したのかなどを把握することでしょう。

ここまで述べてきたように、築年数は寿命を絶対的に示すことはできません。
しかし、判断基準の1つとして建築数を目安にすることは間違いでは無いです。
あくまで目安だということを心に留めておくと良いでしょう。

□狙い目の築年数とは

ここからは、狙い目の築年数について紹介します。
既に述べましたが、築年数はあくまでも目安として理解しておくと良いでしょう。
堅実路線なら築15~20年程度、価格路線なら築25~30年程度がおすすめです。
その理由について解説します。

*堅実路線なら築15~20年が狙い目

なぜ築15~20年が堅実路線なのかと言うと、2000年に改正建築基準法が施行されているからです。
1981年にも基準法の大改正が行われたのですが、これは震度5程度の揺れで倒壊しないほどの構造基準となっているのに対し、2000年の改正では震度6~7程度に耐え得る基準になっています。
また、2000年の建築基準法では木造住宅の地盤調査が義務化されたり構造に関する詳細が明確化されたりしたので、耐震性がより強化されていて安全安心と言えるでしょう。

築15年だと新築で建てる場合の約3分の1の値段で購入できるでしょう。
また、築20年以内の物件は住宅ローン控除の利用もできるので積極的に活用していきましょう。
外壁や屋根の塗装といった大規模な工事が必要になる可能性があるので、そこも含めて資金計画をすることをおすすめします。

*価格重視なら築25~35年あたりが狙い目

不動産会社は原価法という計算式で建物価格を査定するのですが、この方法だと築年数22年以降の木造住宅は査定価格が0円になります。
しかし、築25~35年だと1981年の新耐震基準の物件なので耐震性はある程度期待できると言えます。
そのため、価格重視の方は築25~35年を目安にすると良いでしょう。
しかし、それくらいの年数が経過していると何かしらの不具合が出ている可能性が高いので、購入後のギャップが無いように事前に念入りに確認しておきましょう。

□まとめ

中古住宅は上手に購入するとかなりお得です。
既に紹介した通り、築年数が古いから寿命が近いわけではありません。
堅実路線で行くのか価格重視で判断するのかを決め、その上で購入前にしっかりと確認しておきましょう。

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