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  3. 2021年5月29日

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中古マンションの維持費が、どれくらいかかっているか知っていますか。
一般的に中古マンションは、新築マンションと比較すると維持費が高い傾向にあるとされています。
そこで今回は、中古マンションの維持費についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□中古マンションの維持費は高い傾向にあるの?

中古マンションは、新築マンションよりも維持費が高くなる傾向があります。
そのため、中古マンションの購入を考えるなら、修繕積立金という名の維持費をしっかり確認する必要があります。

修繕積立金は、外壁や屋上、エントランスなどの共用部分の大規模修繕をするために必要な資金を集めるため、毎月各部屋から徴収して積み立てるお金のことです。

しかし、どのマンションも必ず計画的に積み立てているわけではありません。
十分な資金が集められていない場合も考えられます。
特に、中古マンションの場合、新築よりも経年劣化が目立つ可能性が高いので、事前に確認しておかないと、後で補填分を支払うことになってしまいます。

また、少子高齢化による人口の減少によって、維持費の負担割合が多くなりつつあることも、維持費が高いと言われる理由の1つと言えるでしょう。

□中古マンションにかかる5つの維持費

1つ目は、共用部分を維持するための管理費です。
毎月1万5千円から2万円程度かかり、駐車場やエレベーター、ゴミ捨て場などの管理にあてられます。

2つ目は、大規模修繕に備えておくための修繕積立金です。
この用途も、管理費とあまり変わりませんが、10年から15年程度に1度行う大規模な修繕を行う際に使われます。

3つ目は、車や自転車を停めるための駐車場、駐輪場代です。
この料金は、マンションごとによって変動しやすく、一般的には毎月5千円から3万円程度とされています。

4つ目は、マンションを所有している人が納める固定資産税です。
納税通知書が自宅に届いたら金額を確認し、同封されている納付書を使用して支払います。

5つ目は、火災や地震などが起こったときのための保険料です。
天災に見舞われた場合や水漏れが起きた場合に備えて、火災保険や地震保険に加入するために支払います。

□まとめ

中古マンションの維持費について、ご説明しました。
安心安全に生活するためには、大小規模を問わず修繕やメンテナンスが欠かせません。
管理体制の整ったマンションを選ぶことが大切と言えるでしょう。
松本市にお住まいで中古マンションの維持費について疑問をお持ちの方は、この記事の内容をお役立てください。

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