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  3. 2021年8月16日

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中古マンションをできるだけ安く購入したいとお考えの方は多いでしょう。
実は、マンションを購入する際に条件を満たしていると補助金を得られます。
この記事では、松本市の不動産会社がマンション購入時の補助金や減税制度について詳しく解説します。

□住宅ローン減税とは?

中古マンションを購入する際に受けられる減税制度の1つが住宅ローン減税です。
これは、住宅を購入した際に、10年以上の住宅ローンを組むことで、税制面で優遇を受けられる制度のことで、住宅ローン控除とも言われます。

この制度では、住宅ローンの年末残高の1パーセントが所得税から控除されます。
例えば、年末に2000万円の残高があると、20万円分控除されます。
ただし、この制度は、入居した年から10年間しか利用できないため注意が必要です。

また住宅ローン減税の適用には、いくつかの条件があります。
中古マンションを購入する際は、控除を受ける人の所得金額が3000万円以下、一定の耐震基準をクリアしている、などの条件を満たす必要があります。
それらの条件が1つでも欠けると控除されません。

□すまい給付金とは?

次に、中古マンションの購入時に受けられる給付金の1つであるすまい給付金について説明します。
これは、消費税の増税に合わせて導入された制度で、最大50万円の給付を受けられます。
また、この制度は所得税の増税による影響を受けやすく、所得が少ない人ほど給付額が大きくなるのが特徴です。

この給付金を受けるためには、対象者と家に関する条件があります。
対象者の条件は以下の3つです。

1つ目は住宅を取得しており、自分で住んでいることです。
2つ目は収入が一定以下である(目安は775万円以下)ことです。
そして、3つ目は住宅ローンを利用しない場合は50歳以上であることです。

また、家については2つの条件があります。
1つは床面積が50平方メートル以上であること、もう1つは第3者の現場検査を受け、以下のいずれかの条件に該当することです。
それらの条件は以下の3つを指します。

・既存住宅売買瑕疵保険への加入
・既存住宅性能表示制度を利用
・築10年以内で既存住宅瑕疵保険に加入または既存住宅性能表示を利用

□まとめ

今回は中古マンションを購入する際に受けられる税制度と給付金について詳しく解説しました。
それらを積極的に利用することでお得に住宅を手に入れられます。
税制度や給付金についてしっかりと理解し、賢く住宅を購入しましょう。

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