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中古のマンションを購入し、リフォームをするという選択肢をとる方は多いです。
それは中古マンションを買うことで得られるメリットがあるからです。
今回は、中古マンションを買うメリットと、マンションをリノベーションする際のポイントについてご紹介します。

□マンションを中古で買うメリットとは?

中古マンションを買うメリットは大きく分けて3つあります。
以下で順にご紹介していきます。

*リーズナブルな価格

まず挙げられるメリットとして、新築と比べて価格を抑えられるメリットがあります。
築10年前後の場合、新築のマンションを購入する際の7~8割程度の価格で購入できるでしょう。
築10年程度だと比較的に設備は新しいので、壁紙を張り替えたりクリーニングしたりするだけで、十分綺麗な住宅を価格を抑えて購入できるのでおすすめです。
築20年ともなると、設備が古くなっていたり、修繕する箇所が多かったりして多額の費用がかかってしまう可能性があるので、事前にしっかりと調べておいた方が良いでしょう。
*幅広い選択肢がある
新築マンションに住みたい場合は数に限りがあります。
特に、このエリアは譲れないなどの条件がある場合はマンションが1~2件しかないなんてこともしばしばあります。
新築マンションと中古マンションの数の差は歴然なので一度同じエリアで検索してみてください。

*マンションの現状を知ってから購入できる

マンションの資産価値はマンションに住んでいる人によって変わることがあります。
新築マンションを購入する場合はこの部分に関して、購入してからでないと知れないので大きなリスクとなります。
しかし、中古の場合は当然ながら既に人が住んでいるので、どのような人々が住んでいるのか確認した上で購入できます。
中古でマンションを買うメリットについてご紹介しました。
日本では新築に対する憧れが強い方が多いですが、中古にも様々なメリットがあるので、新しい住まいをお探しの方は是非一度中古も検討してみてください。

□マンションをリノベーションする際のポイント

次に、中古マンションをリノベーションする際に知っておいた方が良いポイントについてご紹介します。
これは当たり前ですが、自分の居住スペースである専有部分のみリノベーションが可能で、廊下や階段のような共有スペースについては個人の判断ではできません。
専有部分とは、ドアの内側から窓のサッシの内側までのことを指します。
そのため玄関ドアの交換やバルコニーを勝手に改造することはできないので注意しましょう。
リフォームで水回りを移動したい場合も注意しましょう。
マンションの排水管や給水管は通常床下を通っています。
配管の勾配を充分にとるために床下にスペースが必要なのですが、配管類を繋ぐパイプスペースと水回りの距離が遠すぎると勾配が取れず、水が流れなくなってしまいます。

□まとめ

中古マンションのメリットと中古マンションをリノベーションする際のポイントについてご紹介しました。
松本市で新しいお住まいをお探しの方の参考になれば幸いです。

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新しい住まいを探すときは何から始めるのか、またどのような手順で進めていけば良いのかわかりませんよね。
そこで今回は、松本市で新しいお住まいを検討中の方に向けて、中古マンションの購入の流れを紹介します。

□中古マンションを購入するまでの流れ

*購入計画を立ててから仲介会社を選ぶ

まずは、不動産の購入計画から始めます。
予算や場所を家族の価値観と一致させたり、場所や広さを選んだりといった段階です。
なぜ物件検索サイトで探し始める前にこのようなことを決めるのかというと、目移りしすぎることを防ぐためです。
一定の基準を設けてふるいにかけないと、一向に決められなくなってしまうでしょう。
大体の方向性が決まったら物件探しに入るのですが、物件探しの前に不動産仲介会社選びを先にすることをおすすめします。
会社によって顧客寄りの視点なのか、いかに報酬の高い物件を素早くさばいていくかを重視する会社なのかといった違いがあるからです。
ご自分に合ったより良い会社を選びましょう。
では、その「より良い」はどこで判断すれば良いのでしょうか。
知名度や規模で決めるのではなく、これまでの実績などを参考にして誠実性とノウハウで判断しましょう。

*物件を探して内見する

計画と仲介会社が決まったらようやく物件探しの開始です。
気になる物件が見つかれば次は物件の見学をしましょう。
ここで見るべきポイントは、耐震性やコンクリートの状況、近隣住民、周辺環境などといった、お金を払っても変えられないところに着目することです。
室内や間取りなど、お金を払って変えられる部分ばかりに魅力を感じて購入した場合、お金で変えられない問題を見つけて後悔してしまうでしょう。
見学後、購入希望となれば買付証明書を提出し、同時に事前審査の手続きに入っていきます。
事前審査とは正式にローンを申し込む前に、金融機関が最小限の情報で短期間に行う審査です。
このような段階になる前にしっかりと細かな部分まで確認しておきましょう。

*不動産売買契約・引き渡し

事前審査を通過したらいよいよ不動産売買契約です。
この時に手付金を支払うなど、色々すべきことがあるのであらかじめ確認しておくことが重要です。
そして、住宅ローンを契約してようやく決済・引き渡しが行われて完了になります。

□まとめ

今回は簡潔に不動産を購入するまでの流れを紹介しました。
思ったよりもシンプルだったと思う人が多いのではないでしょうか。
もちろん、さらに細かく見ていくともう少し複雑な部分もあります。
しかし、購入の際には不動産会社が一生懸命にサポートをするので、お困りの際は安心してご相談ください。

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マイホームを購入する際、多くの方はローンを組むと思いますが、住宅ローンには様々な商品があり選択肢が多いので、利用者は迷ってしまうのではないでしょうか。
数多くある住宅ローンの中で、今回はフラット35という住宅ローンを紹介していきます。

□フラット35とは?

フラット35は、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して行う「全期間固定金利住宅ローン」です。
住宅支援機構とは「安定的な資金供給を支援し、住生活向上への貢献をめざす」ことを目的とした、財務省が所管する独立行政法人機関になります。
フラット35には、様々なメリットがあるので人気があります。
では一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
最大のメリットとして、長期固定金利であることが挙げられます。
一般的なローンでは、5年や10年といった一定期間のみ固定金利で、その後は変動金利に変わったり、高い利率の固定金利に移行したりします。
しかし、フラット35の場合は35年間変わらず金利が固定されているため、金利の上昇リスクが気にならないので安心できるでしょう。
また、保証料や繰上返済手数料が無料になるというメリットもあります。
金融機関によっては、繰上返済をした際に多額の手数料がかかる場合もあるのでとても大きなメリットと言えるでしょう。

□中古マンションでフラット35を利用するなら適合証明書が必要

中古マンションの購入でフラット35を利用するには、「適合証明書」が必要になります。
これは何かというと、フラット35で設定している技術基準をクリアしているのかを証明するものです。
中古マンションの適合証明書を取得するためには、適合証明検査機関または適合証明技術者へ物件検査を依頼しましょう。
中古マンションは新築住宅や注文住宅とは違って、設計時・中間検査時・竣工時のような進行に応じた検査ができません。
そのため、設計図書や登記事項証明書などを確認する「書類審査」と、現地を訪問し目視などで確認する「現地調査」により物件検査を行います。
検査が終わったら約2週間後に適合証明書が交付されます。
交付には物件審査手数料が必要なので注意しましょう。
中古マンションであっても、一定の条件を満たしている物件は物件調査を省略することも可能なので、気になる方は是非一度ご自身で調べてみて下さい。

□まとめ

今回は、フラット35について紹介しました。
フラット35には様々なメリットがあるので、これからローンを組まれる方はぜひ参考にしてみてください。
松本市で住まいをお探しの方の参考になれば幸いです。

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新しい住まいを購入することは人生で一度あるかないかの大きな買い物です。
そのため失敗をしたくないですよね。
失敗を避けるためにもまずは情報を知ることが大切です。
今回は、松本市で中古マンションの購入を検討中の方に向けて、購入時の注意点を紹介します。

□中古マンション購入時の注意点とは

*災害リスク

皆さんが見落としがちな注意点として災害リスクがあります。
立地や内装にはこだわる人が多いですが、その地域の災害リスクが高く、被害を受けてしまっては元も子もありません。

それでは、一体どのように確認をすれば良いのでしょうか。
現在各自治体が、誰でも閲覧が可能なハザードマップというものを公開しているのでそこから災害リスクを確認しましょう。
日本には地震や洪水など様々な災害リスクがありますが、それらに対する危険性を測るために確認しやすいポイントを2つ紹介します。

1つは、耐震基準です。
1981年に大きく耐震基準が変更したので、まずは建物がこの年以降に建てられたのかを確認しましょう。

もう1つは、海抜の高度です。
海抜が高ければ洪水や津波のような水害のリスクを比較的下げられます。

*資金計画

資金計画、つまり予算をどれくらいにするのかを事前にしっかりと決めないと後で大変な思いをしてしまうので注意しましょう。
現在の収入や支出を考えるのはもちろんのこと、ローンを組むのであれば、より長いスパンで支出を考える必要があります。
自分で考えるのが不安であれば、ライフプランニングの専門家に相談してみても良いでしょう。

□資産価値にも気を配ろう

はじめのうちは定住すると決めていても、ライフスタイルの変化に合わせて引っ越す可能性があるかもしれません。
また、資産価値が上がれば売却をし、別の良いところに移り住むことも可能です。
しかし、多くの人は中古マンションの資産価値にあまり注意を向けていません。

資産価値の高いマンションを選ぶためにどういうところに着目すれば良いのか紹介します。

1番のポイントは、やはり土地です。
みんなが住みたいと思い、人口が減らなかったり増えたりするような土地では需要が下がらないので、土地の価値が下がりにくいです。

また、知名度が高い土地だけでなく、駅が近いのも資産価値が下がりにくいと言えるでしょう。
これも需要と供給の話にはなるのですが、希少性が高いところも資産価値が下がりにくいです。
例えば、周辺のマンションが50平米前後なのに対し、1件だけ70平米のマンションがあるなどみんなが欲しがる条件だけど少ないという場合です。

□まとめ

中古マンションを購入する際の注意点を紹介しました。
災害リスクや予算を把握し、資産価値まで考えることができたらとても素敵な物件に出会えるでしょう。
この記事が松本市で新しい住まいをお探しの方の参考になれば幸いです。

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中古マンションを購入しようとお考えの方にとってマンションの価格の推移は気になるところですよね。
松本市の不動産会社が中古マンションの価格について解説します。

□中古マンションの価格はコロナでどう変化したのか

不動産の価格は、景気に左右されます。
アベノミクスによって日本の景気は安定し、長年の念願であった東京オリンピックの誘致にも成功した事もあって不動産の価格は順調に伸びていました。
ところが、コロナウイルスが襲来し、その影響で国内中古マンションの成約件数は一時大幅に落ち込み、価格も同時に下がりました。

ただし、中古マンション市場では一部回復の兆しが見られているので、今後どうなるのか注目していきたいところです。

□マンションの価格を左右する要因とは

マンションの価格を左右する要因とは一体何なのでしょうか。

最も重要なのは築年数です。
一般的には築5年以内の比較的新しい物件から10年以内のものになると需要が高まるので価格は上昇します。
築15年以上の物件となると管理費や修繕費が高くかかる可能性を危惧して買い手が減るので価格は下がりやすいですね。

また、地域によってマンションの価格は変わったり、変動の幅にも差があったりします。
ブランド力のある港区や都心の中央区や千代田区、他にも再開発が進んでいる地域や利便性が高まっている地域は、住宅需要が高いので今後も値上がりをしていくでしょう。
開発が進んでいないが今後利便性が高まっていく地域は、安く購入ができて価値が上昇していくので資産運用という点で活用ができるでしょう。

そのほか、最近では日本の抱える大きな問題の1つとして人口減少があります。
人口が減ることで家を買う人が少なくなっていき需要が減るので、人口が集中し続けるエリア以外はおのずと価格が減少していくのではないでしょうか。

需要と供給の点でいうと、投資も不動産の価格を左右します。
投資家は、不動産の売買によって利益を出すために、安い時に買って高くなった時に売ろうとします。
オリンピックや新幹線の開通などがあると分かると、投資家は一気に不動産を買い、タイミングを見計らって一斉に売り出します。
その際に、供給過多による価格競争が起こり、価格が下落する可能性があるでしょう。

□まとめ

今回は、中古マンションの価格はコロナによる影響を受けたのか、中古マンションの価格を左右する要因について紹介しました。
マンションを購入する際に今回の記事を参考にしてみてください。

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新しく一戸建てを検討する際に、新築住宅か中古住宅のどちらにするか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
日本ではまだまだ新築の人気が高いですが、中古住宅にも魅力的な点があります。
そこで中古住宅のメリットとデメリットを併せてご紹介します。

□中古住宅を購入するメリットとデメリットとは?

1つ目のメリットは価格が新築よりも比較的安いことです。
例えば、築年数が15年の中古住宅は、原価法という査定方法で査定すると3分の1ほどの値段になる可能性があります。
このように、中古住宅は価格が抑えられるため、新築では手の届かないような物件も手に入れやすくなるでしょう。

2つ目は、良い立地の物件が手に入りやすいことです。
既にたくさんの家が建てられている状態で土地を探す新築と違って、中古住宅はまだ家が少ない時期に建てられているものも多いでしょう。
そのため立地の良い物件が多くなる傾向にあります。

また、実際の建物を最初から確認できることもメリットと言えるでしょう。
新築の場合は完成予想図やモデルルームを参考にしますが、実際に建物を確認できるのは完成後になります。
一方で中古物件は、最初から実際に建物を確認できることで、日当たりや周囲の街並みの雰囲気などがわかるため、住んだときのイメージがつかみやすいでしょう。

次にデメリットをご紹介します。

1つ目は、老朽化している可能性があることです。
築年数がかなり経っており、修繕も十分にされていない場合は、多額の修繕費がかかる恐れがあるため、注意してください。

2つ目は、住宅ローン審査が厳しいことです。
新築と違い、中古住宅の場合は価格と価値が釣り合っていない場合があります。
そのため、金融機関が担保設定する際に、価値が低く見積もられて借入希望額に届かなくなる可能性があるでしょう。

□中古住宅を購入する際に注意するポイントとは?

中古住宅のメリットとデメリットについてご紹介してきました。
最後に中古住宅を購入する際に注意するポイントをご紹介します。

まず確認したいのは耐震性です。
建築確認済証の交付された日 が1981年6月1日以降か確認しましょう。
1981年に建築基準法が改正され、より耐震性能の高い家を建てることを定める新耐震基準が設けられました。
しかし、1981年以前に建てられた古い建物などは新耐震基準を満たしていないものがまだまだ多くあります。
新耐震基準は旧耐震基準よりも、安全面や税制上の優遇などの点から考えてもメリットがあるため、1981年以降に建てられたものであるかを確認してみてください。

□まとめ

当記事では中古住宅のメリットとデメリット、中古住宅購入の際の注意点について紹介しました。
松本市にお住まいで中古住宅の購入を検討中の方の参考になれば幸いです。

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不動産の購入は一生に何度とあるものではないので、購入の流れがイメージしにくいですよね。
そこで今回は、松本市にお住まいで不動産の購入を検討中の方に向けて、購入の際の流れについて紹介します。

□不動産契約をするときの流れについて

まずは、購入したい物件を見つけるための物件探しから始めましょう。
全く見当がつかない場合は、お探しのエリアや現状などを踏まえてお気軽に当社にお問い合わせください。
当社では、地域や間取りなどのお客様のご希望をお伺いしたうえでアドバイスもさせていただいております。

お客様の希望をある程度お聞きしたら、資金面でもアドバイスをさせていただいております。
必要な費用は物件の価格だけではありません。
その他にも諸々の費用がかかるので、それらを考慮したうえで住宅ローンやご予算など、お客様のご不安を拭うためのアドバイスをさせていただいております。

不動産会社の方に予算や希望を伝えたら、会社の方と一緒に物件選びを始めます。
ある程度希望する物件が絞られてきたら、内見をしましょう。
内見では、不動産会社の担当者が現地にお客様をお連れします。

内見を通して気に入った物件に出会えたら、ようやく購入の手続きです。
購入の手続きでは、不動産購入申込書というものを作成します。
しかし、これは買主から売主に物件を購入したい意思を伝えるだけなので、作成したからといって契約が成立するわけではありません。
担当者が売主と様々な交渉を重ねて、条件が整えば重要事項説明を受けて不動産売買契約を結びます。

そして、売主と買主の双方が集まり、司法書士による所有権を移転する手続きを行います。
手続きが完了したら残代金お支払い・鍵のお渡しが行われます。

ここまで、簡単に不動産契約の流れを見てきました。
なんだか大変そうだという印象を受けた方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様が滞りなく売買できるよう不動産会社の方が誠心誠意サポートしてくれるのでご安心してください。

□引き渡しでの注意点

ここでは、不動産の引き渡しを受ける際の注意点について紹介します。
引き渡し前の内見で、仕上がりを確認しましょう。
新築住宅を購入する場合は、内見のときに契約書・仕様書通りの仕上がりになっているか、住宅設備が契約通りのものになっているか確認しておくと良いでしょう。
中古住宅の場合は、約束していた修理が完了しているか、契約条件に沿った状況であるかを重点的に確認することをおすすめします。

また、残金決算と引き渡しは同時に行いましょう。
同時に行うことで、約束どおりに引き渡せるメリットがあるからです。
手続きのために買主が準備する金銭や必要書類はたくさんあります。
手続きに1つでも不備があると引き渡しが完了しない可能性もあるので、十分に注意しましょう。

□まとめ

本記事では、不動産を契約する流れと引き渡し時の注意事項について紹介しました。
松本市で不動産の契約を検討中の方の参考になれば幸いです。

カテゴリー : コラム

不動産を売却するときに行う査定ですが、査定が一体何なのかよく分かっていない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、松本市にお住まいで不動産の売却を考えている方に向けて査定について紹介します。

□査定とは

不動産の売却を考えたときにまず行うことは、売却価格を知るための査定です。
その査定とは一体どのようなものなのでしょうか。

査定とは、市場のことをよく知っている不動産仲介業者などに、不動産の価値を算出してもらうことです。
一般的には売却できそうな価格の目安であり、実際に不動産会社が買い取ってくれる価格ではありません。
また査定と聞くと、不動産よりもなじみのある古本屋や中古車屋を想像して、査定した業者が買い取ると思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、不動産の場合は査定した業者が買い取るわけではないことに注意しましょう。

□査定の方法は2種類ある

ここまで、査定は一体どのようなものなのかについて簡単に紹介しました。
ここからは、査定には2種類の方法があることをご紹介します。

1つ目は、簡易査定という方法です。
多くの不動産会社が無料で行っており、不動産会社にわざわざ訪れることなくメールなどで所在地や面積などの情報を伝えるだけで査定してもらえる方法です。
そんな簡易査定の、メリットとデメリットについて見ていきましょう。

メリットは、簡単に査定額が分かることです。
後述する訪問査定の場合は、担当者と日程を合わせて現地に訪問してもらうために手間がかかってしまいます。
それに比べると簡易査定はネットに情報を入力するだけなので、査定結果は最短で1日でわかるでしょう。

名前の通り簡易的に査定を知れますが、正確性に欠けるというデメリットがあります。
住所や面積、築年数といったデータから判定していますが、実際は家の傷み具合や日当たりなどデータ化しにくい部分があるからです。
そのため、正確な査定額を知りたい方にはおすすめできません。

2つ目の査定方法は、訪問査定です。
簡易査定は、フォーム入力画面で入力されたデータのみで査定を行っていました。
しかし、訪問査定は実際に業者が物件に訪れて、簡易査定では測定できない部分も含めて査定をします。

メリットとしては、正確な査定額を出せることが挙げられます。
デメリットは時間がかかることで、簡易査定とはかなり特徴が異なっていることがわかりますね。
時間はかかる方法ですが、本格的に売却を検討している方は訪問査定をしてもらうと良いでしょう。

□まとめ

本記事では、査定とは何なのか、また査定には簡易査定と訪問査定の2種類があることを紹介しました。
査定額を早く知りたい方は簡易査定、正確な査定額を知りたい方は訪問査定といったように、ご自身の目的に合わせて使い分けると良いでしょう。
松本市で不動産の査定をしてもらおうと思っていた方の参考になれば幸いです。

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両親が亡くなり空き家を相続したり、新居に引っ越しをして不要な不動産を所有したりするタイミングがいつかはくるでしょう。
そうなった際に、空き家を放置することはおすすめできません。
今回は、その理由について松本市の不動産業者が解説します。

□空き家を放置するとどうなる?

空き家を放置することの問題として、家がすぐに傷んでしまうことが挙げられます。
我々は家の寿命のことなど考えることなく、普段から換気をしたり掃除をしたりしています。
しかし、放置された空き家は人が生活していないので、もちろん掃除も換気もされることはありません。
実は、この掃除と換気によって家の寿命は大きく左右するのです。

掃除や換気がされないことによって室内に湿気がこもると、カビが発生したり木材が腐食したりします。
そうすると家は早く老朽化し、地震や台風などの自然災害が来た時に倒壊のリスクが高まります。
ご自身だけでなく、近隣住民の方の安全を脅かすことにもなるでしょう。
もし空き家の倒壊によって誰かがケガを負った場合は、空き家の所有者が損害賠償を請求されるのでその点にも注意が必要です。

また倒壊のリスクだけでなく、庭木や雑草が伸びて道路や近隣住民の敷地に侵入したり害虫の巣ができたりした場合も近隣住民の方の迷惑となり、クレームの原因になるでしょう。

空き家を放置することの問題としては、近隣住民に迷惑をかけることだけでなく、個人の金銭的負担になることも挙げられます。
空き家は活用されていなくても、所有しているだけで固定資産税と都市計画税がかかります。
また、近隣住民の方に迷惑をかけないためにも、建物を最低限安全な状態で維持するための費用がかかります。
そして、近年施行された空き家対策特別措置法により、放置された空き家は固定資産税が6倍になる可能性があるので注意しましょう。

□固定資産税が6倍に

放置された空き家の固定資産税が6倍になるとは、一体どういうことなのでしょうか。
もともと不動産にかかる固定資産税は、不動産が住宅用地になっている場合に減免措置が適用され6分の1になっています。
しかし空き家対策特別措置法により、倒壊のリスクがあったり衛生上有害と認定されたりした不動産を、行政が「特定空家」に指定できるようになりました。
特定空家に指定されると減免措置がなくなり、固定資産税が従来と比べると6倍になるということです。

建物を維持するにしろ放置するにしろ、固定資産税はかかります。
そのため、活用する予定がないのであれば早く売却してしまう方が良いでしょう。

□まとめ

今回は、空き家を放置するデメリットについて紹介しました。
もし空き家を相続したり、活用する予定がない不動産を所有することになったりしたら早急に売却することをおすすめします。
お客様が安心して売却できるようサポート致しますので、お気軽に当社にご相談ください。

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「中古住宅を購入したいけど、建築されてからだいぶ期間が経っていては安全面で不安。」
しかし、新築で購入するのは価格面で難しいので、できるだけ安く購入したいとお思いの方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、松本市にお住まいで中古住宅を購入しようとお考えの方に向けて築年数について紹介します。

□築年数何年までが住宅の寿命なの?

できるだけ安く中古住宅を購入しようとお考えの方にとって築年数は1つの判断基準になると思いますが、それは築年数が経過しているほど価格が落ちる傾向にあるからです。
しかし、あまりにも築年数が経過していては不安ですよね。
狙い目の築年数はあるのでしょうか。
それを紹介する前に、ここでは住宅の寿命についてお話します。

結論から言うと、寿命は明確に定まってはいません。
住宅の寿命は、構造や建材、維持管理の程度や環境などによって大きく異なるからです。
そのため、同じ築年数であっても、あと何年住めるかは物件によって異なります。
重要なのは、過去にどんなリフォームや修繕が行われたのか、新築時に信用できる業者が建築したのかなどを把握することでしょう。

ここまで述べてきたように、築年数は寿命を絶対的に示すことはできません。
しかし、判断基準の1つとして建築数を目安にすることは間違いでは無いです。
あくまで目安だということを心に留めておくと良いでしょう。

□狙い目の築年数とは

ここからは、狙い目の築年数について紹介します。
既に述べましたが、築年数はあくまでも目安として理解しておくと良いでしょう。
堅実路線なら築15~20年程度、価格路線なら築25~30年程度がおすすめです。
その理由について解説します。

*堅実路線なら築15~20年が狙い目

なぜ築15~20年が堅実路線なのかと言うと、2000年に改正建築基準法が施行されているからです。
1981年にも基準法の大改正が行われたのですが、これは震度5程度の揺れで倒壊しないほどの構造基準となっているのに対し、2000年の改正では震度6~7程度に耐え得る基準になっています。
また、2000年の建築基準法では木造住宅の地盤調査が義務化されたり構造に関する詳細が明確化されたりしたので、耐震性がより強化されていて安全安心と言えるでしょう。

築15年だと新築で建てる場合の約3分の1の値段で購入できるでしょう。
また、築20年以内の物件は住宅ローン控除の利用もできるので積極的に活用していきましょう。
外壁や屋根の塗装といった大規模な工事が必要になる可能性があるので、そこも含めて資金計画をすることをおすすめします。

*価格重視なら築25~35年あたりが狙い目

不動産会社は原価法という計算式で建物価格を査定するのですが、この方法だと築年数22年以降の木造住宅は査定価格が0円になります。
しかし、築25~35年だと1981年の新耐震基準の物件なので耐震性はある程度期待できると言えます。
そのため、価格重視の方は築25~35年を目安にすると良いでしょう。
しかし、それくらいの年数が経過していると何かしらの不具合が出ている可能性が高いので、購入後のギャップが無いように事前に念入りに確認しておきましょう。

□まとめ

中古住宅は上手に購入するとかなりお得です。
既に紹介した通り、築年数が古いから寿命が近いわけではありません。
堅実路線で行くのか価格重視で判断するのかを決め、その上で購入前にしっかりと確認しておきましょう。

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